精神科の訪問介護に携わるうえで、サービスの内容や訪問先のご様子を知りたい方も多いことでしょう。
この記事では介護士を対象とした、精神科の在宅サービスについて紹介します。
実際のイメージがつくことで、不安なく訪問介護への一歩が踏み出せます。精神科の在宅サービスならではのやりがいも見いだせるため、ぜひ最後までお読みください。
精神科の在宅サービスの利用者はどんな方?
近年増加を続ける在宅サービスのなか、LOHAS KYOTOは精神科をメインとしたケアを展開しています。
対象となるご利用者様は、精神疾患や障がいをお持ちのお子様、在宅サポートが必要と医師に判断された方などです。
精神科における在宅サービスのご利用者様について、以下2点で解説します。
精神科の在宅サービスで対象となる疾患
精神科在宅サービスの対象は心療内科や精神科に通院している方、精神疾患がある方、睡眠障害など在宅サポートが必要と判断された方などです。
実際には、以下と診断された方が利用されています。
精神科の在宅サービスで対象となる疾患
- 統合失調症
- うつ病や双極性障害
- PTSD
- 摂食障害
- 強迫性障害
- 睡眠障害
- 各種の依存症
- 高次脳機能障害
- 神経発達症群
LOHAS KYOTOはご利用者様それぞれの能力に応じ、自立した生活ができるようサービスを提供しています。本人ができることをサポートしていくため、程度によって介入の度合いや頻度も異なります。
たとえば、掃除や整理が苦手な方には定期的に家事のサポートをして環境を整えることや、整容を手伝わせていただくこともあります。
在宅サービスにおける精神科と他科の違いは?
在宅サービスにおける精神科と他科の違いは、以下の3つです。
精神科と他科との違い
- 小児からの成長を共に支える
- 就労や社会復帰支援、公的制度の説明や書類のサポートも行う
- 精神的にフォローが必要な部分をサポートしながら自立支援を行う
LOHAS KYOTOは小児から高齢者まで、さまざまな年代の方が利用されます。
特に、子どもの在宅ケアでは「現在だけでなく未来までの不安もサポートしてほしい」と願うご家族様も多くいらっしゃいます。共に今後の人生をサポートする存在としてケアしていくことが、精神科における在宅サービスの大きな違いと言えるでしょう。
精神科の在宅サービスはどんな内容?
精神科の在宅サービスではご本人の能力を活かしつつ、できないところをサポートしていきます。
精神科の在宅サービス内容一例
- 洗濯、食事など日常生活のお手伝い
- 買い物の同行や代行、学校への送迎
- 通院や銀行、美容院などへの同行
- 入浴や清拭など身体上のケア
- 筋力低下を予防するための散歩
- 内服サポート
- お話し相手
- パソコンやスマートフォンの操作指導
- 大掃除や庭の手入れなど生活環境の整備 など
精神科のケアにおいては、環境を整えるための掃除代行やお話し相手も非常に重要な関わりです。
できない部分をサポートして、今ある能力を活かすことで意欲を高め生活の質を向上できるようになります。
精神科の在宅サービスは心に寄り添える存在
この記事ではLOHAS KYOTOが提供している精神科の在宅サービスについて紹介しました。
精神科の在宅サービスでは、日常生活を送るうえでなかなか上手くできない部分をサポートし、今ある能力を活かして自立支援していきます。