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精神科でのコミュニケーション方法は?留意点やすぐに使える技法を紹介

コラム

こんにちは!LOHAS KYOTOです!

精神科の在宅サービスでは、その人がその人らしく生活できるよう支援するために、コミュニケーションがとても重要です。
しかし、ただ会話すればよいわけではなく、観察をしながら効果的な関わりをすることが大切になります。

そこでこのコラムでは、精神疾患を抱える方の特徴やコミュニケーションを取るうえでの留意点、コミュニケーション技法を紹介します。

基本的なコミュニケーション方法を把握して、自信をもって関わりましょう。
ぜひ最後までお付き合いください!

精神疾患を抱える方の特徴

精神疾患を抱える方の特徴

精神科の在宅サービスにおけるご利用者様は、疾患や日々の症状がさまざまです。
複数の疾患を抱える方もおられ、同じ病名でも見られる症状が幅広くなります。

また、症状による日常生活への影響は、ご利用者様の生活環境や人間関係などによって変わります。

コミュニケーションにおいては、以下の特徴をもつ方がいるでしょう。

精神科|コミュニケーション能力の一例

  • 自分から話しかけられない
  • 話したいことがまとまらない
  • 一度に覚えられない
  • 警戒してしまう
  • すべて自分に関連づけて考えてしまう

スタッフは、ご利用者様一人ひとりに共感し関わっていくことが重要です。

精神科でのコミュニケーションを
取るうえでの留意点

精神科でのコミュニケーションを取るうえでの留意点

精神科でのコミュニケーションでは、以下のポイントを押さえておきましょう。

コミュニケーションを取るうえでの留意点

  • 否定せず受け止める
  • 時間の共有を大切にする
  • 非言語コミュニケーションを活用する
  • 丁寧な言葉遣いや対応を心がける
  • コミュニケーションを取りながら観察する

精神疾患を抱える方には幻覚・幻聴・妄想などの症状がみられる場合もあり、悪化しないよう否定も肯定もせず受け止め共感することが大切です。

また、なかには警戒心が強い方もいるため、無言の時間が流れても、表情や仕草などの非言語コミュニケーションを活用して時間を共有するよう意識するのがおすすめです。

加えて、環境のもたらす意味をそのときに考えてみるのもよいでしょう。

特に、在宅サービスはご自宅へあがらせていただくことが多いため、丁寧な言葉遣いと対応を基本としてください。

ご利用者様の声のトーンや表情なども観察して、変化に気づけるようにしておきましょう。

精神科で使える
コミュニケーション技法

精神科で使えるコミュニケーション技法

効果的なコミュニケーションを取るコツは、相手へ関心を寄せている姿勢を伝えることです。

今回は、3つに分けてコミュニケーション技法を紹介します。

ミラーリングとペーシング

ミラーリングは仕草をまねる技法、ペーシングは話す速度や声のトーン、考え方を相手に合わせる技法です。

相手に同調することで、共感している印象を与えて警戒心を解きやすくするのに役立ちます。

バックトラッキング

バックトラッキングとは、話をオウム返しする技法です。
相手の話を要約して聞き返すことで、会話の内容を把握しつつ相手に共感している印象を与えられます。

上記の二つは繰り返しすぎると逆効果になることも多いため、熟練したスキルや訓練も必須となります。

What(なに)・Why(なぜ)の質問

相手の価値観を把握したいときには、相手への関心を示しながら発言を深堀りできるWhat(なに)・Why(なぜ)の質問がおすすめです。

オープンクエスチョンでは答えにくい方にもご理解いただきやすい手法になっています。

精神科の在宅サービスに必要なスキルについては、以下のコラムでも解説しています。

コミュニケーションのコツをおさえて精神科の在宅サービスで活かそう

コミュニケーションのコツをおさえて精神科の在宅サービスで活かそう

このコラムでは、精神疾患を抱える方とのコミュニケーション方法を紹介しました。

LOHAS KYOTOはご利用者様の心身の特性を踏まえ、その能力に応じて意欲を高めながら生活の質を向上できるサービスを提供しています。

ベテランのスタッフも多数在籍しているため、コミュニケーションに不安を感じるときでも安心して相談できます。

ぜひ、LOHAS KYOTOでともにご利用者様の生活をサポートしましょう。

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