精神科訪問看護で紹介・活用できる制度4選！自分らしく生活するための活用方法を紹介

こんにちは！LOHAS KYOTOです！

精神科訪問のご利用者様には、経済面や今後の生活、社会復帰に不安を抱える方が多くいます。

精神科の在宅分野にはさまざまな制度があり、自分らしく生活する手助けになるでしょう。

このコラムでは、精神科訪問で活用できる制度を4つ紹介します。
ぜひ最後までお付き合いください！

精神科訪問看護で
紹介・活用できる制度4選

精神科訪問看護で紹介・活用できる制度には、おもに以下4つがあります。

詳しく解説するので、ぜひ活用の参考にしてください。

精神障害者保健福祉手帳

精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神状態にあることを認定する制度です。
精神疾患をもつ方の自立と社会参加の促進を図っており、手帳を持つ方はさまざまな公的支援が受けられます。

精神障害者福祉手帳の対象疾患は、以下のとおりです。

手帳の等級は1級～3級まであり、精神疾患と能力障害の状態により総合的に判断されます。

受けられる支援は、NHK受信料の減免を含む公共料金などの割引や所得税・住民税の控除、生活福祉資金の貸付です。

地域や事業者によっては、運賃や上下水道料金などの割引や福祉手当・通所交通費の助成なども受けられます。

申請先は市町村の担当窓口で、2年ごとに更新手続きが必要です。

自立支援医療（精神通院医療）

自立支援医療（精神通院医療）は、通院でかかった医療費の自己負担を、3割から1割へ軽減できる制度です。
さらに、利用者の収入や世帯所得、疾患などに応じて月額自己負担の上限額が設定されます。

対象疾患は以下のとおりです。

再発を予防するために通院治療を続けている場合も対象です。

申請先は市町村の保健センターの窓口で、認定されると自立支援医療受給者証が交付されます。

就労支援制度

就労支援制度は、障害をもつ方が働くことをサポートする就労系障害福祉サービスです。

精神障害者の就労援助として、以下のような支援が受けられます。

精神疾患を抱える方の就労支援には、以下の4種類があります。

就労支援 制度	概要
就労移行 支援	就労を希望し一般企業に雇用されることが可能と見込まれる場合に、一定期間就労に必要な知識・能力向上のために必要な訓練をおこなう
就労継続 支援A型	一般企業への雇用が困難で雇用契約に基づく就労が可能である場合に、雇用契約の締結などによる就労機会の提供・生産活動の機会の提供をおこなう
就労継続 支援B型	一般企業への雇用・雇用契約に基づく就労が困難な場合に、就労機会の提供・生産活動の機会の提供をおこなう
就労定着 支援	就労移行支援などを利用して一般企業に新たに雇用された障害者に対し、雇用により生じる日常生活や社会生活を営むうえでの問題に関する相談・指導・助言などをおこなう

参照：厚生労働省｜障害者の就労支援対策の状況

利用するには、通院が定期的にできて病状が安定していることが大切です。
申請先は、保健センター窓口か相談支援事業所の担当相談員です。

短期・長期入院

短期入院とは、ご家族の精神的・身体的な負担を減らすために、医療保険を利用してご利用者様の一時的な入院を可能にする制度です。

可能な入院期間は、主治医の診察をへて病院ごとに異なります。
利用したいときは、主治医に相談するか、訪問看護師に相談するとよいでしょう。

LOHAS KYOTOでは、入院中の有効な時間活用として移動支援が利用可能です。
詳しくは、以下の記事も参考にしてください。

制度の活用で自分らしい生活を送るサポートを受けよう

このコラムでは、精神科訪問看護で紹介・活用できる制度を紹介しました。

精神科訪問看護で紹介・活用できる制度にはいくつかあり、利用することでご利用者様は自分らしい生活を送りやすくなるサポートを受けられます。
また、ご家族は休息時間を得ることが可能です。

LOHAS KYOTOでは、ご利用者様お一人おひとりに寄り添った質の高いサービスを提供しています。

カウンセリングや各種コンサルティングもおこなっていますので、お気軽にご相談ください。

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