精神科訪問看護の家族支援とは？笑顔を育むための多角的な関わり

こんにちは！LOHAS KYOTOです！

精神科訪問看護では、ご本人だけでなく、ご家族への支援も重要な役割を担っています。

今回は、私たちが大切にしている「家族看護」、特に発達に課題を抱える方の親御さんへの支援についてお伝えします。
ぜひ最後までお付き合いください！

精神科訪問看護における家族支援

私たちは、ご家族、特に親御さんの支援に力を入れています。

従来の家族支援は、家族全体を一つのまとまりとして捉えることが多くありました。

しかし、私たちは個々の想いや課題を丁寧に紐解き、それぞれに合った支援を提供することが重要だと考えています。

たとえば、お子さんが不登校や問題行動を抱えている場合、親御さんはどうにかしたいと強く願う一方で、どうすれば良いかわからず悩むことが多いでしょう。

このような場合、まずは親御さん自身の気持ちに寄り添い、お困りごとの整理から始めます。

お子さんの行動の背景にある要因を探りながら、親御さん自身も安心して子育てに向き合えるよう、「これは親御さんの課題」「これはお子さんの課題」と分離して考えるように進めています。

ご本人の想いを尊重した個別支援

親御さんの「こうあってほしい」という思いと、ご本人の本当の気持ちにズレが生じているケースも少なくありません。
ときには、親御さんの期待に応えようとして、本当の気持ちを隠している場合もあるでしょう。

私たちは、ご本人とじっくり向き合い、表面的な言葉だけでなく、その奥にある深層心理や本当の想いを引き出すことを大切にしています。

丁寧に信頼関係を築き、安心して話せる雰囲気を作ることで、ご本人が抱える不安や葛藤を理解し、適切な支援につなげていきます。

必要に応じて
多様な支援の形を提供

状況に応じて、ご本人やご家族に加わり、私たちも学校の3者面談に参加することもあります。

不登校、教室を出て行ってしまうなど、学校生活に困難を抱えているお子さんのケースでは、学校との連携も必要不可欠です。

3者面談にご家族側として同席し、ご家族の立場を理解したうえで、学校と協力して支援の方向性を検討します。

ご家族が安心して学校と関われるよう橋渡し役となり、多角的な視点から課題解決を目指します。

ご本人とご家族が
笑顔で過ごせる家族支援

このコラムでは、私たちが大切にしている「家族看護」について紹介しました。

精神科訪問看護における家族看護は、ご本人とご家族のより良い生活を支えるうえで欠かせません。
私たちは、それぞれの想いに寄り添い、多角的な視点から支援を提供することで、ご本人とご家族が笑顔で過ごせるようサポートしています。

LOHAS KYOTOでは、経験豊富なスタッフが親身になってご相談に応じます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら